ボストン訪問
DATA:12.04.26
現在ボストンに、あるワークショップに参加するためにきています。このワークショップは私が尊敬するマイクボイルによるものでした。このワークショップでは、トレーニングに関して学ぶことも多くありましたが、それと同じぐらいマイクボイルの人間性に触れることができ、大変大きな収穫もありました。また、ここに参加している人が、アメリカからだけではなく、オーストラリアやドイツからきているコーチの人いて、彼ら・彼女たちの学ぶ真剣な姿勢を見ているとこちらもとても刺激を受けました。
実際にマイクが持つジムを見学しましたが、そこでは中学生や高校生、そして一般の人たちが汗だくになりながら真剣な表情でトレーニングに励んでいました。しかもアダルトクラスは朝5時半から始まり、すでにみんなすごいエネルギーで仕事前にトレーニングをしていました。これは日本では、なかなか見かけることのない風景です。また中学生も、正しいリフティング方法やスピードトレーニングを行っており、パワーの違いがこの時点で日本の中学生や高校生とは、すでに差がついていることにも気がつきました。中学や高校では、このようなトレーニングがまだ重要視されず、ただスポーツの練習を行っているだけの学校が多いようです。以前、あるシニアのチームにボランティアでトレーニングのサポートに行ったのですが、80歳ぐらいの監督がきて「そんなトレーニングをして、勝てるんだったら、とっくにやらせているよ。それだったら、1球でも多くの球を投げたり、打ったりしたほうがましだよ!!試合に勝つことが先決だよ」とのがっかりするような言葉がとんできたのをいまでも、昨日のように覚えています。
今回見てきたような、子供の頃からの正しい動き方のトレーニングをもっと積極的に取り入れて行く必要があると思います。それでなければ、もっともっと日本と米国のスポーツのレベルに差が生まれてくるのは当然だと思います。
DAHインターン
DATA:12.04.023月が終わり、DAHでのインターンを卒業して、現場で働く学生たちが出てきました。彼ら・彼女らにはジム内だけではなく、外部のチームでのトレーニングサポートを手伝ってもらい、とても助かりました。そして、彼ら・彼女らにはDAHでインターンをすることによって、何かしらの刺激を受け、これからの人生でステップアップするお手伝いができればと思います。まだまだ、スタートラインに立ったばかりで、彼らには無限の可能性があります。あるインターンの学生には、「不可能のことはないし、それは自分できないという線を引いているに過ぎない」ということを、日々話していましたが、それがしっかりと彼の頭の中にも根付いてきて来ているようです。そのようなことを感じるととてもうれしくなってきます。
また、私がナショナルズ時代インターンとして日本から学生を受け入れていた時に、1か月弱フロリダで過ごし、頑張っていてくれた学生がいました。彼はその後、東京でもDAHでインターンをしてくれました。そして、その彼が4年制大学を卒業し、それから理学療法士の大学を卒業し、今年からある日本のプロ野球球団で、理学療法士として雇われることになりました。それは、彼が小さいころからの夢だったそうで、その興奮した気持ちが伝わるメールをいただきました。このような、無限の可能性を秘めているインターンの今後の活躍にも期待するとともに、私自身ももっと、もっと頑張れなければという思いも出てきます。
2月の活動
DATA:12.02.23
今月は、いろいろなところに行ってバタバタとしていました。神奈川県の消防学校、福島県の公立高校での体育教師対象の特別講義、そして、宮崎、沖縄でのプロ野球キャンプ訪問です。不思議とこのような活動がいろいろところでつながってくるんですよね。何か「縁」というものが本当にあると感じた1箇月でした。消防学校での講義は、昨年好評だったということで今年も依頼を受けおこないました。いつもとは違う環境の中での講義とても楽しかったです。また公立高校での講義は、現在サポートをしている群馬県の高校のサッカー部の監督の紹介で行いました。また、その高校でもサポートを受けたいと言う話もでてきました。
プロ野球訪問では、またいろいろな出会いがありました、フロリダマーリンズで当時ルーキーとしてトレーニングのサポートをしていたソフトバンクのブラッドペニー、ナショナルズで一緒だったソフトバンクのペーニャ、中日のブランコ、日本ハムに戻ったスレッジ、ヤクルトのミレッジはみんな一緒のチームでシーズンを過ごしました。まさか日本で再会するとは夢にも思っていませんでしが。また、いろいろなプロ野球チームを回ったのですが、その時に新しく入ったトレーナーやコンディショニングコーチの方から、わざわざ「以前友岡さんのセミナーに参加したことがあります。」と言って、挨拶をしていただくこともありました。
現在外部でもいろいろな活動をしていますが、そういったことがいつか全てつながってくるのかもしれませんね。本当不思議です。
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DAHグアムトレーニングキャンプにて
DATA:12.01.16今グアムの自主トレキャンプに来ています。6人のゴルフ選手、2人のサッカー選手で来ています。午前にウェイトトレーニング、午後にコンディショニングを行なっていますが、コンディショニングでは、自分を追い込むような辛い走りが中心となっています。みんな、口々に自分1人だったらできないということを行っています。そして、みんなの走りを見ているとそれがわかります。3つのグループに分かれているのですが、1グループが辛い意表情をしながらも制限タイムに入れるように一生懸命努力をして走る。そして、それを見ている第2グループがゴールしたときに声援を送りながら、全力でスタートをする。明らかに第1グループのがんばりに影響されているのが分かります。そして、第2グループの一生懸命な走りを見てまた3グループ目の選手たちのモーチベーションが高められる。そして、もちろんそれを見ている我々スタッフも、勇気づけられます。グループの1人1人がポジティブに「感染」しあっています。こうしてきっと常勝チームの雰囲気が作られているのでしょうね。こちらもとてもよい勉強をさせてもらっています。![]()
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今年最も悔しかったこと
DATA:11.12.31先日今年よりスピードトレーニングを担当していた明治大学のラグビー部のシーズンが終わってしまいました。今年の2月に同大学のヘッドコーチより直接連絡を頂き、何人かの候補者の中とも面接を行い、その中から私の方に依頼を受けました。今年より明治大学がスピードトレーニングを導入したのは、2010年のシーズンに早稲田大学に対して大敗し、その原因がスピード・アジリティにあったためでした。そして、私たちDAHがことしの2月以来2つの目標を掲げてサポートをしてきました。1つは早稲田大学に勝つこと、そして日本1になること。シーズンが始まる頃には、とてもいいチームにまとまってきたという前評判がありました。前半は良い調子で進んできたのですが、帝京大学にペナルティの多さから負け、早稲田大学戦ではロスタイム2分でペナルティキックを決められ2点差で負け、そして選手権大会では2点差で負け、日本1になることはできませんでした。本当に悔しくてたまらない気持ちでいっぱいでした。プロのチームと違って、学生スポーツでは、このチームで戦えるのは1回のチャンスしかありませんから。いまでも、もっとスピードトレーニング面でも何か出来たことがもっとあったのではないかとも今でも考えています。これまでいろいろなチーム、またいろいろな選手たちのサポートをしてきましたが、その中でも最も悔しいシーズンの1つでもあります。
先週チームミーティングがありました。その時に、吉田監督が学生に対して、「いくらいいチームだと言われていても、それは1週間ほどしかみんなの記憶にとどまらない。結局は勝つしかない。すべては結果だ。来年こそは日本1のチームになる。そして、日本1のチームは辛いときに諦められずに頑張ることができる。そして、日本1になるチームはみんなの目がぎらぎらとしている。今日からが新たなシーズンのスタートだ。」と、チーム全体に感動的なスピーチを行なっていました。吉田監督のスピーチには人に心を動かすような力があり、「やってやろう」という気持ちになってきます、来年の体制がどのようになるかまだわかりませんが、この明治大学ラグビー部に携わることを当然のことと思わず、しっかりと来年のシーズンで結果が出せるように、1回1回のトレーニングセッションを大事にしてサポートを続けていきたいと思います。
これからが新しい年の始まりです。皆さんと皆さんの家族の健康と幸福を祈って。
韓国プロ野球チーム
DATA:11.12.03先日、ナショナルズで一緒に働いていた韓国系アメリカ人の友達から連絡がありました。彼は、ナショナルズではフロントオフィスで働いていて、私のことをとても信頼してくれていた人でもあります。その彼が今年からある韓国のプロ野球チームで働くようになり、現場から運営まで体制を変えようとしているようです。その一環として、長崎で行われている秋季キャンプに数日間参加して、メディカルスタッフの評価をしてもらいたいという依頼を受け長崎に行ってきました。そこで、練習やトレーニングなどを見ていろいろ問題などはあったのですが、一番の問題はメディカルトレーナーとトレーニングコーチがうまくコミュニケーションを取れていないとということでした。お互いがやっていることを全く理解しておらず、その割にはお互いに対して文句などがあったようです。これはDAHで強調している「チームアプローチ」と全く逆であり、結局は選手に迷惑のかかることであると思います。しかし、外部から私のような人間が入ってくることによって(もちろん最初は敵対心などもあったと思います)お互いが話し合う機会ができたようでした。最終的には、お互いが言いたいことを言うことができたようで、私が行った甲斐が少しはあったようです。また、このようにいろいろなところで、たくさんの人たちと出会って話す経験も私にとっては大きなプラスとなりました。このような機会を与えてもらった、その友人に感謝しています。写真は、トレーナーとトレーニングコーチです。、![]()
友岡和彦(ともおか かずひこ)
- 1971年10月16日
- 埼玉県出身
- 立教大学・フロリダ大学スポーツ科学科卒
2002年よりMLBフロリダ・マーリンズにてアシスタント・ストレングス&コンディショニングコーチ。 その後、モントリオール・エクスポズ、ワシントン・ナショナルズにてヘッド・ストレングス&コンディショニングコーチを務め、2009年より、株式会社ドームにて、DOME ATHLETE HOUSEゼネラルマネジャーとして、選手、トレーナー、指導者の育成に活躍中。
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